「本物」とは何か?
最近、教室へのお問い合わせの中で、
「そちらの技術は“本物”の骨気(コルギ)ですか?」
「商標登録もあるから、本物だと思って学びたいと思いました」
といったお声をいただくことがあります。
そういった関心を寄せていただけることは、私たちにとって本当にありがたいことです。
そのうえで、当教室では「本物」や「偽物」という考え方は採用していません
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骨気(コルギ)の語源と当教室の立場
「骨気(コルギ)」という名称は、もともと韓国の先生が名付けた技術であり、独自の理論があります。
当教室では、その韓国技術の学びに加え、台湾の経絡、日本人の体質などを基に、
長年の経験と研究を通じて独自のスタイルを築いてきました。
商標登録はしておりますが、それは品質を守るためのものであり、
他の技術や他サロンを「偽物」と捉えるものでは決してありません。
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すべてのセラピストが「本物」をつくっているこの分野で働いているセラピストは皆、
この技術に魅了され、真剣に向き合い、繰り返し練習を重ねています。
お客様の声に耳を傾け、改善を続けながら、自分なりの施術を磨いてきた方ばかりです。
その努力の結果として、お客様が「軽くなった」「またお願いしたい」と思ってくださるなら、
その技術こそ、まさに「本物」であると、私たちは信じています。
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教室の目的は、「活かせる技術」を育てること
当教室が目指しているのは、どこかの“本物”を模倣することではなく、
学んだ技術を自分の手で活かし、お客様に届けられる力を育てることです。
技術は、学んで終わりではありません。
感じて、考えて、伝わって、はじめて「使える」ものになります。
その先にあるのは、セラピスト自身が育てた“本物の手”です。